理事のひとこと

筒井淳也
ゆとりうむプロジェクト
理事長

筒井淳也

1970年生まれ、福岡県出身

・立命館大学産業社会学部教授
・一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程
・博士(社会学)

主な著書に『仕事と家族』(中公新書)、
『結婚と家族のこれから』(光文社新書)など

・内閣府少子化社会対策大綱検討会委員
・内閣府第4次少子化対策大綱策定のための検討会 委員
・日本家族社会学会 理事
・京都市 男女共同参画審議会 委員長
・八尾市 男女共同参画審議会 委員長
・草津市 男女共同参画審議会 委員

1970年生まれ、福岡県出身

・立命館大学産業社会学部教授
・一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程
・博士(社会学)

主な著書に『仕事と家族』(中公新書)、
『結婚と家族のこれから』(光文社新書)など

・内閣府少子化社会対策大綱検討会委員
・内閣府第4次少子化対策大綱策定のための検討会 委員
・日本家族社会学会 理事
・京都市 男女共同参画審議会 委員長
・八尾市 男女共同参画審議会 委員長
・草津市 男女共同参画審議会 委員

今や、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を聞いたことがない方はあまりいらっしゃらないかと思います。
同じく、「仕事と家庭の両立」という言葉も、すっかり世の中に浸透しているようです。
女性の家庭外での労働時間が増えている中で、「仕事と家庭のバランスをとる」ということは、
たしかに私たちにとっての重要な課題になっています。
ただ、しばしば私たちは、「ワーク・ライフ・バランス」本来の目的を見失っているかもしれません。
というのは、仕事と家事や育児が「両立」できたとしても、そのために日々の生活に余裕がなくなってしまったり、
時間に追われたりしてしまうことがあるからです。

「ライフ」というのは、あくまで余裕のある、自分のための自由な時間であるはずです。
家事や育児に追われている時間は、多くの人にとっては「ワーク」にあたるものです。

働き方改革、女性の活躍、両立支援など、さまざまな施策や企業の取り組みがなされていますが、
その本来の目的は、「なんとか時間をやりくりする」ことではなく、
「自由な時間、つまり〈ゆとり〉を生み出すこと」にあるのです。
家庭の外で働く時間も効率化が進んでいます。家庭内のさまざまな「仕事」も、もっと効率化すれば、
家事や育児をより自由に、楽しく、またクリエイティブにしていく余裕がきっと生まれるでしょう。